3月11日。郡山にて。心のままに。

こんばんは。忘れた頃に忘れないようにやってくリトルガルでございます。(といっても自分のブログ笑)

3月に入り、本格的に忙しいです。覚悟はしていましたが、なかなかの忙しさです。

でも、その反面、沢山の人が私のことを心配して、声をかけてくれます。

仲間がたくさんって、いいなぁ、としみじみ思う今日このごろです。

来週はいよいよ娘の幼稚園の卒園式です。早いですね。

そして、その次の週は息子の卒業式。そこまではとにかくこちらの行事に突っ走りたいと思います。


そして、もうまもなく去年と同じ3月11日が来ます。

やっと一年。まだ一年。もう一年。それぞれの物事によっていろんな時間の流れを感じます。

ただ、、、、総じて考えれば、私にとってこの一年は長かった。とにかく長かった。

そして、まだこの道がさらに険しい道となって行くのを感じ、見えない道を進むことのある意味絶望感を感じています。

経験した一つ一つで無駄なことは何もない。と思うけれど、よくも悪くも・・・というところがやはり心に引っかかります。

子供のことを思うとき、この一年の親としての行動を後悔することはないのだろうかと思い悩む日々。

それはこの一年だけでなく、これからもずっと続く。

福島県に住んでいた、住んでいる。というだけで・・・・。

以前からブログを読んでいただいている方はおわかりになると思いますが、

自閉症児を持つ親として、低体重で生まれた子供を持つ親として

沢山の葛藤と沢山の挑戦と、沢山の喜びとそして怒りと。

子育てに置いてとても沢山の事に向き合い続けてきました。

それはしんどい道のりだけれど、そのことは私にとってとても多くの学びと気付きをくれました。

そして、子を持つ親として、沢山の「先へとつながる希望」を見いだせていました。

この一年は殆どそれらのことに触れる気持ちの余裕もなく

ただ、ひたすら子供たちの体を放射能から守る事に時間と労力と金銭面を費やしてきました。

そういったいみではとても残念な一年の過ごし方だったと思います。


あちらこちらで脱原発のデモがあり、再稼動反対に向けての集会があり、ガレキ受け入れに声が上がり、

沢山の人の力が動いています。

でも動かないのがこの国なんですね。トホホです。

運悪く被爆してしまったひとりとして、福島県に住む一人として、沢山の事を考えます。

本当にたくさんの事を考えます。考えずに過ごす日など皆無です。




ここまでは昨日書いていたんですが、手が止まってしまい書けなくなりました。

いろんな想いが頭の中をめぐり、表現する言葉を選べませんでした。


そして今日は3月11日です


人によってそれぞれの想いがある日でしょう。

私たちにとっては、あの災害の中家族が全員無事でいられたありがたい日ですし、

その一方、日常から切り離された日でもあります。

自分の子供たちの命を脅かされる事になった日でもあります。

そして、今現在のすべての始まりの日でもあります。


そして、これからもずっと心穏やかにすごす日は来ないのでしょう。

環境ではなく、体にその変調を感じているのですから。

体はどこに行こうといつも一緒です。当たり前ですが・・・。

どれだけ環境放射能の少ない地域に行ったとしても、体を真っ白にすることはできないのです。

身を切り裂かれる思いです。




周りの人たちからすれば、そのことにたくさんの意見があるでしょう。

なぜ逃げない?なぜ声を上げない?なぜ怒らない?

たくさんの疑問もあるでしょう。

でも、説明したとして仕切れないと思います。

少なくとも私はそのことを的確に説明する言葉を選ぶことができません。

どれもが言い当てているようでどれもが言い当てていません。

その立場に立たないと理解はできないと思います。

(だからといって、そのことを理解しようと思ってくださっている方に強要するつもりは毛頭なく、

どちらかといえば、理解に苦しんでいる方に、この期に及んで再稼動やら必要性やらと申されているお方々に

この立場に立って頂きたいとおもっています。

それは、残念ながら、原発の影響を受けている福島県だから、想定でも仮定でもなく、実際にその影響を受けているのだから

百聞は一見にしかず。ぜひ、この地に足を運んでリスクを感じてほしいと思うのです。

お金に目がくらんでいる人たちならなおのこと、リスクを考えてこれで利益が上がるとか自分が潤う。などと

ましてや地域が活性するなどと安易な浅はかな考えはぜひ払拭してもらいたいものです。

この実情を見てこれからのあり方を想定するなど、小学生にでもできることなのですから・・・。)


私が、同じ災害にあいながら津波にあった方々の思いを、家族をなくされた方の思いをわかりきることができないように・・・・。

テレビなどで瓦礫、瓦礫といっているそのもの一つ一つに失ったものの思い出の断片だと、大切なものだと思っておられる方々のおられることを、同じ被災者でもその状況で思うことがいたらないという現実。


私の親戚も南相馬におりましたが、津波の際は建物の屋根に上りなんとか助かったと聞いています。

故郷の変貌を目の当たりにしたであろう人のその心中を、軽々しく思うことなどできないのです。

ですから、どうかそのことをほんの少しでいいので県民としての私の思いをわかって下さればうれしいです。


声を上げるということの重要性はもちろんわかっています。

でも、この地で声を上げること、表側に立つということはとてもリスクが高いのです。

それはご存知のとおり県が二分されているから。ダブルスタンダードの中で生活しているからです。

いち早く子供たちを県外へとつれていった方を「あいつは真っ先に逃げやがった。」と嘲笑し、蔑む。

「復興だ!」と乗り出す人には「できるわけねーべ。」と悪態をつく。どちらも県民・・・。


そんな中、声を出して表に出るということは、真っ向から矢面に立たされるということになります。

私は主婦です。子供も育てています。

だからこそ、声を上げられないのです。声を上げれば、主人の仕事がなくなるかも知れない。

肩身の狭い思いをするかもしてない。でも、いま、実際すぐにやめることはできない。

いまだ、原発のことで金銭面の保障を一切受けられていない私たちにとって、

収入源を断たれるということは、どれだけ志がたかくても、どれだけ防御したくても

実際問題、子供たちを守るそのすべをなくしてしまうのです。

県外からの野菜の取り寄せにしたって、毎日大量に使うペットボトルの水だって

収入があるからこそ確保できるのです。

年齢的にも再就職など難しいことなど、想定できます。

だって、ほかの地域は普通におそらくここよりは普通に日常が繰り返されているのですから・・・。


デモね、私たちは大きな声を上げないからといって怒っていないわけでもなく、あきらめているわけでもない。

静かに消えることのない怒りをもっています。

そして、怒りを抱えたまま、それ以上にやらなければいけないことが多いのです。

でも、忘れないでください。私たちは・・・少なくとも私は怒りを煮えたぎらせております。

ただ、怒りだけでは子供たちを守れないのです。


大きな声は無理でも、地道に声をかけています。草の根運動みたいです。

(とはいっても、私たちにとって、正直脱原発や反対活動とかそういうものについて力をまわす余力はなく、

子供たちの被爆を少しでも防ぐ対策が急務ですが・・・。

どれだけの安全食材が確保できるか、どれだけの防御の方法があるか、

同士としいろんな思いを共有し、母としてのストレスを発散させ、前を向くかというかんじですが)

私たちにしかできない、話のしかた。つながり方があるのです。

決して、あきらめることなく、私よりもさらに声が出せない人たち、

被爆対策すらやることを拒否られる人たちのなかにも、何とかしたいと思う人たちがいることは

多分私たちしかわからないと思います。

できないことはおねがいするしかなく、でも、私たちにしかできないことは自分たちでやる。

ダブルスタンダードの中で暮らすということはそういうことなんだな。と思う今日この頃です。


声なき声をひろうのは地元の人だと、大きな流れをうねらせてくださるのが皆さんだと

私はおもっています。どちらの力も必要なんだと痛感します。


本当なら、まだもう少し地元にいて、声をかけたいのですが、

検査の結果、残念ながら自分の子供の免疫が低下しているようですので、

この地での生活はこの3月が限界っぽいです。

4月からは隣県の借り上げ住宅に行くことにしています。

でも、一人でも多くの私の友人とつながりつづけ、保養にでもきてもらおうと考えています。

友人だから誘えるというメリットもあるのです。

後ろむきなことばかり考えていると先に進めません。

私たちは福島県の人たちに支えられ、以前の福島県に大いなる自然に大きくしていただいているのです。

県外出身者のわたしですらそう思うのですから、昔からこの地に根付いて暮らしている方々の思いはどれほどのものなのか、

離れている方のおもいがどれほどのものなのか、離れなければならない方の思いがどれほどのものなのか、

考えると心が痛くなります。

どうか、蔑みではなく、哀れみではなく、苛立ちではなく、やさしい心で

時がたつことで癒される傷があるというならば、少しだけ時間をください。

それは、一年がたったから。と区切られる感情ではないのです。

さぁ。一年たったからいつまでもくよくよしないで前を向こうなどというものではないのです。


そして、私にとって行政の復興の動きなんてありえないのです。心を置き去りにした復興なんて・・・。




でも、時に後ろを振り返らないといけません。

必ず3月11日は来るのですから。

そして毎年この日が来るのですが、私たちはずっとこのことにかかわり続けなくてはいけません。

だから、過去のことにすることなく、ともに進んで行って下さるとありがたいです。

原発は魔物です。放射能には立ち向かえません。

どうか、福島の人たち以外の方々も過信することなく、内部被爆の危険から身を守ってください。

少なくとも、わたしたちのように息をすることでも取り込んでしまう環境下でない方も多いと思いますので。






今日は多くの御霊が旅立たれた日です。

その心を思い、すごしたいと思います。


合掌



長い長い文章に 最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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ご卒園&ご卒業、おめでとうございます

記事、読ませていただきました。
お声かけできる言葉がなかなか見つからないのですが・・・心から、リトルガルさんとご家族のご多幸を願っています。
一年が経ったというのに、まだまだ落ち着いた状態ではないのですね。
我々も復興への関心を、継続しなければいけません。

リトルガルさんの想いを忘れないように・・・それくらいしかできない自分が申し訳なさすぎですが、これからも耳を傾けていきたいと思います。
また遊びに来させてもらいますね~!!

はるさん。

お久しぶりです♪
節目となる時だけに思いを込めてかきました。
この一年は本当に沢山の事柄に翻弄される毎日でした。
そして、なんでもそうですが、1年間は沢山の関心の中、比較的光が当たりやすいのですが、一年を機にどんどんと声が減り始めます。

今回の原発の事故を含めた震災のことは、まだまだ、声を上げ続けなければ解決にはたどり着けないように感じます。

私たちはダブルスタンダードと云うとても生活のしづらい中にいます。
自分たちの意識を保ち続けるのにその大半の労力を使っています。

災害の被災地には復興を。原発の被害地には復興の前に真実を!!

私の思いを汲み取って思いを忘れないで居てくださると嬉しいです。

いつもありがとう♪

ご卒業おめでとうございます。お身体大事にしてください。引っ越しでお子さんの症状が軽減するといいですね。祈ってます。

Sandieさん。

こんばんは。少しでもストレスを減らし、免疫をあげられるようサポートしようと思います。

いつもありがとう♪心配かけますm(__)m
プロフィール

リトルガル

Author:リトルガル
関西生まれ(奈良県生まれ、和歌山県育ち♪)、福島県で長年生活していましたが、4年前から新潟県にて生活しています。
パパ。
ママ。
息子。支援学校高等部2年生になりました^^(小3年生から特別支援学級に在籍して中学卒業まで支援学級に在籍していました。)
娘。小学5年生になりました^^(2ヶ月早産で1640グラムで生まれました)
4人家族です。

特別なことはないけれど、特別じゃないから残したい。
そんな感じ。・・・ですかねぇ・・・。

と思ってブログを始めましたが、3.11の震災を経験し、放射能から逃れるため、H24年の4月から、新潟県の阿賀野市に母子避難しておりました。
そしてH25年、パパさんも新潟県に避難してきました。ようやく家族で新生活です♪

特別なことだらけになりましたが、今度は特別だからやっぱり残さなきゃ!!・・というかんじですか・・・ねぇ。(*^^)v

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このブログ、だいぶいろんな事でごちゃまぜになっていますの 別個にお部屋を追加しました。 もう一度ちゃんと知って起きたいこと。勉強したいこと わかりやすい場所に置いときたいなぁと思いまして。。。。 下のリンクから、飛べます。 まだ作ったばかりなのでこれから増やしていきます。                    2015.8.17 パソコンが壊れてしまったため、少々お待ちください。 タブレットでできるとこまで更新しようと思います。 2015.8.19
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